ビジネス文書・基本的なビジネスマナー
使う力
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目から鱗が落ちる |
一通りの仕事をこなしてきた中堅層のビジネスマンにとっては、打ってつけの1冊だと思います。どうやったら本当の仕事力を見につけることが出来るのかについて、考え方を理解する大掴みの総論から入り、具体的なやり方も各論で触れてくれています。沢山のヒントが掲げられているにもかかわらず、「これじゃ良く分からん」と思う人にとっては、本書は宝の持ち腐れになってしまうことでしょう。本書を参考に自分なりのやり方を見出して実践出来るかどうかが鍵だと思います。
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どうスキルを磨くかを考えるための入門書 |
本書は、戦略論や会社のケースを詳しく解説した本でもなく、知識を実際の「使える力」に変えるためにはどうすればよいかについて平易に解説している。
ボストンコンサルの日本代表の著者だけあってそれなりの説得力があるし、小難しく書かずに、平易に解説されている点が好感が持てる。
とかく「自分は頭がいい」「権威がある」ということをアピールために、簡単なコンセプトを難解に書く人もいるが、この本は、その部分をばっさり捨てて、分かりやすく書かれている点に好感が持てる。少なくとも、御立さんが現在に至るまでにどういう勉強をしてきたかが分かるので、ベンチマークという意味でも十分に参考になる。
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なかなか解説が難しい「力」だが |
思想としては、知識や技術は持っているだけでは宝の持ち腐れで、きちんと使って初めて意味のあるものとなるということなのだが、まったくそれは同感である。ただ単に「使う力」と言ってもかなり抽象的で、筆者は、これを企画力と人間力に分けて解説している。企画力とは、必要な情報を収集し、分析して意思決定する力であり、人間力とは人と組織を動かして結果を出していく力である。その両輪が揃って初めて「使う力」が備わっている状態ということなのだが、前者はどちらかというと今はやりのロジカルシンキングが求められる世界、後者はどちらかというと「国家の品格」的な教養やカリスマ性、対話力が生きてくる世界というイメージだろうか。企画力は、一定の訓練さえ積めば誰もが身につけることのできる能力であると思われるが、人間力は、それを高めるためにはより広範な種類の訓練、究極的に言えば、自分全体の底上げが必要だと思われる。筆者は、そのような人間力の中でも訓練で比較的簡単にマニュアル的に習得できる技能として、自分の伝えたいメッセージを効果的に伝える方法と、対話の主導権の握り方について述べているが、どうもこの部分は付け焼き刃的な印象を持ってしまった。まあ、「使う力」について書く以上は何らかの記述が必要ということで、致し方ないのかもしれない。
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がっかりさせられる。 |
著者がボストンコンサルティンググループ日本代表ということで期待して読んだが、がっかりさせられた。これを読む時間をつくるより、ビジネス雑誌の仕事力関係の特集記事を読んだ方が、ずっと密度が濃く有益であろう。
内容は、「はじめに」の、「本当に大事なのは、「知識」×「使う力」で結果を出すこと」という主張を一言心に留めておけばよく、それ以上は、あまり読むべき価値はない。
柱となる「使う力」に今ひとつ訴求性が弱く、新規創刊の新書が出るにあたって、ロジカル・シンキング等の「仕事の仕方ブーム」を取り込もうという企画が先行してできた本と思われた。
展開の仕方は、いわゆるロジカル・シンキングの技術で、整理されて進んでいるのであって、これは筆者のコンサルタントとしての技量がみせられている。内容が乏しい中で、これだけ延々と展開できるという点については、本来この本を手に取る目的と異なるが参考になる。
読者層としてどのような人を対象にしているかは、今ひとつよくわからない。戦略論を押し込んできた人を対象にしているようであるものの、「使う力」の構成要素として、ロジカル・シンキングや図解の技術について1?2頁ずつ割いて照会しているのも不思議だ。強いていえば、入社3年目程度くらいまでであろうか?わからない。
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勉強することを「使う力」で説明する |
ビジネススキルに関して今までいくつかのMBAの本を読んでもどうも身にならず、また一部は研修に行ってみたこともあったがどうもなにか腹に落ちず成果がでなかったという状況でした。今回この本を読んで「使う力」の存在やあのMBAの内容はあくまでも入り口だったのだと理解でき、とてもすっきりしました。使う力が3つありそれぞれは関連付けられていますが実際はかなり飛躍もあるとは思います。でも概念としての整理は納得感があり、勉強するステップってこういうことなんだと周囲に説明したくなりました。



